Kindle出版で多いのが横書き。
しかし、私は縦書きで出版しています。
縦書きが好きなんです。
縦書きのメリット
Kindleで縦書き出版をすることには多いなメリットがあります。
縦書きは特に日本語のコンテンツにおいて自然な読み方として親しまれており、以下のような利点があります。
読者にとって自然な読みやすさ
日本語の小説やエッセイ、詩など、伝統的に縦書きで表現されるジャンルでは、読者が慣れ親しんだ形式で提供されるため、違和感なく没入感を持って読むことができます。特に年配の読者や紙の本に慣れている層にとって、縦書きは親しみやすい形式です。
文化的・美的価値の保持
縦書きは日本の書籍文化に深く根付いており、特に文学作品や和風のテーマを扱う場合、雰囲気やトーンを損なわず伝えることができます。横書きでは表現しにくい「和」のニュアンスを自然に反映可能です。
Kindle出版での柔軟な対応
Kindle出版では縦書きがサポートされており、KDP(Kindle Direct Publishing)を通じて簡単に設定できます。リフロー型フォーマットを使えば、読者がデバイスやフォントサイズを調整してもレイアウトが崩れにくいため、縦書きの利点を活かしつつデジタル環境に適応できます。
差別化
横書きが主流のデジタルコンテンツの中で、縦書きを選ぶことで独自性をアピールできます。特に小説や歴史書、古典の翻案など、縦書きが期待されるジャンルで読者の注目を集めやすいです。
ルビ(ふりがな)の自然な配置
縦書きではルビが漢字の右側に配置されるため、日本語の文章において視覚的に調和が取れ、読みやすさが向上します。教育書や児童書など、ルビが必要な場合に特に有効です。
要は、縦書きのメリットは、日本語の「本らしい」ということ。
縦書きは日本語だからこそできる
縦書きは日本語特有。英語ではそういうわけにはいきません。
英語教育なんかより、日本人であるなら日本語を扱いましょう。
言語はその国の文化を表します。
もっと日本人は自信を持ちましょう。西洋人に対しておどおどする必要はまったくないのですから。日本の方が文化の長さは上なのは事実です。2,000年以上、独自の文化を築いてきたのですから。
これらのメリットを踏まえると、縦書きは読者層やコンテンツの性質によっては大きな強みを発揮します。ただし、ターゲットが若年層や横書きに慣れた読者中心の場合、逆に読みづらいと感じられる可能性もあるため、出版目的や読者ニーズとのバランスを考えると良いでしょう。
その理由は、縦書きは日本語だからこそ出来る書き方だからです。
英語やドイツ語などでは横書きです。
ただ、私は日本人ですから『縦書き』を気に入っています。
縦書きの本が多い
新書や文庫などは、縦書きの著書も多いです。
確かに、法律書など、専門書は横書きもあります。
縦書きで最初は執筆していたが・・・
Kindle出版するにあたり、最初はWordで横書きで執筆していました。
『縦書き』で執筆したくなってきたため、横書きから縦書きに変えたのですが、Wordだと縦書きするのが不便でした。
縦書きにお勧めのソフト
『縦書き』するいい方法ないかな?
思いついたのが、『一太郎』です。
国産のソフトでその存在だけ知っていたのですが、使ったことはありません。
官公庁や法律家には定評のあった『一太郎』なので、試しに購入して使ってみたところ・・・
これはいいと感じました。
日本人が作っているだけあって〝日本語〟を大切にしたソフトだと感じます。
『縦書き』するのが楽しくなってくるため、私はこのソフトを使って縦書きで執筆しています。
まとめ
芥川龍之介や夏目漱石など文豪の人たちの作品は縦書きが多いです。
いつかは自分もどんな形でも出版してみたいと思っていましたが、やはり縦書きを構想していました。
よって、自分がKindle出版したものも縦書きになっています。
ブログは横書きなのでせめてKindle出版するとき位は縦書きでいきたいものです。