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紙の本 vs 電子書籍、あなたに合うのはどっち?

皆さんはどんな本を読んでいますか?最近は電子書籍リーダーやスマホで本を読む人も多いのではないでしょうか?

紙の本と電子書籍、それぞれにメリット・デメリットがありますが、結論から先に言うと、個人的には、紙の本 vs 電子書籍 では考えません。

何故そう考えるのかをお答えします。

今回は、それぞれの長所と短所を比較し、どんな人に向いているのかをまとめ、個人的な見解を述べていきます。

紙の本のメリット・デメリット

メリット

  • 所有感がある: 実際に本を手に取り、ページをめくる感覚は、電子書籍では味わえないものです。本棚に並んだ本を眺めるのも、紙の本ならではの楽しみと言えるでしょう。
  • 目に優しい: 紙の本は、電子書籍リーダーのようなバックライトがないため、目に優しく、長時間の読書でも疲れにくいと言われています。
  • 集中しやすい: スマホのように通知が来たり、他のアプリに切り替えたりすることがないため、読書に集中しやすい環境を作れます。
  • プレゼントしやすい: 大切な人に本を贈る際、紙の本は特別な贈り物になります。

デメリット

  • かさばる・重い: 持ち運ぶ際に、かさばったり重かったりするのが難点です。特に、旅行など荷物を減らしたい時には不便に感じることも。
  • 価格が高い: 電子書籍に比べて、紙の本は価格が高い傾向があります。
  • 入手が難しい場合がある: 絶版になった本や、人気で品薄の本は、入手が難しい場合があります。

電子書籍のメリット・デメリット

メリット

  • 持ち運びが便利: スマホやタブレットで読めるため、場所を取らずにたくさんの本を持ち運べます。
  • 価格が安い: 紙の本に比べて、電子書籍は価格が安いことが多いです。また、無料の本や割引キャンペーンなども利用できます。
  • 入手しやすい: 絶版になった本や、海外の本でも、電子書籍であれば入手しやすい場合があります。
  • 機能が豊富: 文字の大きさやフォント、背景色などを変更できるため、自分の好みの設定で読書を楽しめます。

デメリット

  • 端末が必要: 電子書籍を読むためには、スマホやタブレット、電子書籍リーダーなどの端末が必要です。
  • 充電が必要: 端末の充電が切れてしまうと、読書が中断されてしまいます。
  • 所有感が薄い: データとして本を所有するため、紙の本のような所有感は得られにくいでしょう。
  • 集中しにくい: スマホで読む場合、通知や他のアプリが気になって、読書に集中できない場合があります。

紙の本と電子書籍、結局どっちがいいの?

紙の本と電子書籍、どちらが良いかは、個人の好みや読書スタイルによって異なります。

一般的な考え方としては下記のようになるでしょう。

  • 紙の本がおすすめの人
    • 本を手に取って読みたい人
    • 所有感を大切にしたい人
    • 目に優しく、集中しやすい環境で読書したい人
    • 本をプレゼントしたい人
  • 電子書籍がおすすめの人
    • 多くの本を持ち運びたい人
    • 価格を抑えたい人
    • 入手しやすい本を読みたい人
    • 多機能な読書環境を求める人

「紙の本」か「電子書籍」かは〝出会い方〟で決まる

ただ、個人的にはこう考えます。

本を選ぶ方は、『出会い方』によって違ってくる。

紙にこだわるわけでも、電子書籍でコスパや効率性、部屋の占有率を考えるわけでもありません。

個人的に、紙と電子のどちらが向いているかを考えてきました。しかし、結局どちらにもメリットデメリットがあり、一概には言えないと分かりました。

そもそもどちらが読書に最適かを決めること自体が間違っていたのです。

大事なのは〝本を読もう!〟という気持ちであって、読書という目的のために、紙か電子かの手段の違いがあるわけです。

引っ越しの際に、電子だけにしようと決め、全部紙の本を処分した時、ものすごく空虚感を味わいました。

読書は自分の読書の歴史

読書遍歴は自分の行動の結果です。

それはいわば自分の歴史であって、それが結果的に、紙か電子かの違いであるだけなのです。

電子書籍のライブラリを見て

「この本も電子で購入したんだったな...」

あるいは背表紙を見て、

「この本も前に買ってまだ全部読んでなかったな」

など、読書の歴史がそこにあるわけです。

まとめ

紙の本 vs 電子書籍 かは一概には決めることは出来ません。

読書は自分の読書の歴史であって、コストパフォーマンスや効率性の問題だけではないからです。

  • この記事を書いた人

haka

上京してから今までトータルで4桁読書をしている。 読書体験から、国家資格を取得したり、数冊Kindle出版するなどしている。 今もなお本屋に足しげく通い、Kindleなどでの読書を欠かさない。

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